2022-01-01から1年間の記事一覧

『有機栽培の基礎と実際』小祝政明

メモ ・石灰は植物の細胞を締めて硬くする ・カリは植物の細胞をゆるめて柔らかくする ・寒い時期は締まる ・暑い時期はゆるむ ・夏には石灰をやる ・冬にはカリをやる ・C/N比15~20の堆肥をやる(炭水化物供給力が高い) ・目標とするC/N比の20~30%増しの材…

「抑うつ反応を体験出来ないことが自己愛パーソナリティの基本的な特徴である」

自己愛パーソナリティの主な特徴は,誇大性grandiosityや極端な自己中心性にあり,優越感と劣等感が互いに影響し合わずに共存している.他者の賞賛と是認を得るのにとても熱心で,他者を心要とするのに, 人を利用し搾取するだけで,本当に他者に依存できない.所有…

レイヴと宗教

精神分析的な議論から宗教を考えると, 宗教とは、人間が現在のように高い生産性によって諸衝動の充足や安定を行うことが不可能であったとき, 諸衝動の抑圧を行うと同時に、不安や恐怖を超越的な他者のもとへ回収し、 また一方では,非日常的倒錯的な幻想空間…

精神分析と陰謀論

フロイトやラカン周辺の言説を好んで引用しているとあるブログを久しぶりに見に行ったら、そこのブログ主がウクライナ・ロシア関連や安倍晋三銃撃事件犯人複数説などの陰謀論を好意的に(と言っていいだろう)引用する人になっていた・・・。 これらの陰謀論…

石灰石を含む堆肥を必要とするサボテン

https://www.oxford.bcss.org.uk/cultivation/limestone.htm ↑をDeepL翻訳したものを勝手に転載 石灰石を含むコンポストを必要とするサボテン科植物石灰岩は必要条件か毒か? 多くのサボテンや多肉植物は石灰岩のある場所でのみ生育し、しばしば岩の割れ目の…

「弱いものに蹴りを入れる:抑うつ的不安に対する暴力的防衛」ロビン・アンダーソン

『現代クライン派の展開』収録 9 弱いものに蹴りを入れる:抑うつ的不安に対する暴力的防衛 ●ロビン・アンダーソン 現代クライン派の展開 - 株式会社 誠信書房 漫画家の方の山田花子の作品(『からっぽの世界』?)の中で、作者自身のこのような願望(弱いも…

「残酷さと心の狭さ」エリック・ブレンマン

『現代クライン派の展開』収録 乳児は一般的に部分対象としての母親から全体としての母親と関わるようになり、それを取り入れるが、その過程で理想的対象の喪失を経なければならない。その時「理想的乳房」に固執することで、理想的でない乳房を攻撃してあく…

『私たちはどんな世界を生きているか』西谷修

先住民が住んでいたところを白人の所有物にする。それを登記簿上の財産として売り買いして儲けるのが、不動産屋です。だから、「古いアメリカ」が回帰台頭するときに、「アメリカ・ファースト」を掲げて登場した大統領が、これまで「帝国」の政治に全然関与…

野菜をつくる場所は、遅くとも朝9時には太陽が当たるところを選ぶこと。

野菜をつくる場所は、遅くとも朝9時には太陽が当たるところを選ぶこと。 『誰でも簡単にできる! 川口由一の自然農教室』P18 まじかー・・・

『土・牛・微生物』デイビッド・モントゴメリー

だが、他にも考慮することがある。浅根の作物のあとに深根のものを栽培したほうがよい。バイオマス生産量の低い作物のあとに高いものを栽培したほうがよい。栄養を吸収する作物のあとに栄養を固定するものを栽培したほうがよい。言い換えれば、作物を栽培す…

ストーカーの分類

執着型は、自己愛性パーソナリティ障害傾向がストーカー化の因子となりやすい。同様に、一方型は、統合失調症や妄想性障害などにみられる被害妄想的思考、求愛型は、広汎性発達障害傾向、破壊型は、反社会性パーソナリティ障害傾向が因子になりやすい。この…

人生には何事も可能であるかのように信じられる瞬間が幾度かあり、この瞬間におそらく人は普段の目が見ることのできない多くのものを瞥見し、それらが一度忘却の底に横たわったのちも、折にふれては蘇って、世界の苦痛と歓喜のおどろくべき豊穣さを、再びわ…

 全能はずされ憤怒

被害者が、いじめられるのを拒否すると、多くの場合、加害者のほうが、このような「態度をとられた」ことに、独特の被害感覚、屈辱感、そして激しい憤怒を感じる。そして、全能の自己になるはずの世界を壊された「被害」に対して、復讐をはじめる。このよう…

青山正明の本名

本名は大塚 雅美(おおつか まさみ)。 青山正明 - Wikipedia 女性のような名前であったことが、青山氏の人格形成に何らかの影響を与えたのではないかという気がする。

本田透『萌える男』、ハインツ・コフート『自己の分析』

それぞれ、本そのものからの引用ではなく・・・ ※太字強調は引用者によるもの 『萌える男』 この本では、オタクはルサンチマンのかたまりであり、萌えアニメをあてがっておかないといつ暴発するかわからない犯罪者予備軍であると断じている。 白馬に乗ったお…

サルトル『ユダヤ人』

今、誰かひとりの男が、国家や自分の不幸の全部、あるいは一部を、共同体におけるユダヤ分子の存在に帰したとする。あるいは更に、その不幸な状態を改善するには、ユダヤ人達から、かくかくの権利を取り上げるとか、かくかくの経済的、あるいは社会的地位か…

メモ 中立厨 人生から何ものをも選択しない人間

「中立厨」という倒錯 最後に、3・11の時には対立軸を示すことで自らは中立の地点を確保していると見せかけた2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の人々は自らを「中立厨」と提示していたことを思い出そう。 これは別なる「STM言説」の産出であった。すなわちそれ…