2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

芝伸太郎『日本人という鬱病』

シュルテは「自分の治療した鬱病患者の大半(九〇パーセント近く)が(健康時のみならず)病相期においても本質的には宗教に対して無関心であった」と述べている。さらに、彼は「元来それなりの宗教心を持っていた者でさえ、病相期にはその関心を失うような…