2021-01-01から1年間の記事一覧

メモ

コフート さらなる退行により理想化された自己-対象との合一ができあがると,自己愛の安らぎが社会機能の改善をもたらして,自己愛的 退行への怖れを減らし,自己愛障害の症状(瀰漫性の抑うつ,仕 事上の能力の障害,焦燥感,自意識過剰,羞恥,心気的こだ…

「思い出し奇声」とコフートの理論

精神分析家のコフートは、ナルシシズムの発達が脆弱な個人が、それの揺るがされた時に感じる苦痛に満ちた感情を記載し、「ナルシシスティックな患者は、失策を思い出したとき,過度の羞恥と自己嫌悪の感情で反応しがちである。彼は、何度も何度も苦痛の瞬間…

のこぎり鎌は鉄製でもステンレス製でもなく鋼製がいいらしい

刃がのこぎり状になっている鎌は土に差し込むなどの作業もでき、研がずに手軽に使える。ただし、鉄やステンレスはすぐに切れなくなるので、鋼のものを選ぼう。 『川口由一の自然農教室』 ステンレス製買ったわ…

人間はだれでも、内心では「自分は一般と異なる例外人である」と考え、他人に対して特権を要求したがっている。byフロイト

ww5.tiki.ne.jp 人が小説、映画、漫画等の「主人公」に「感情移入(同一化?)」できるのもそのせいなのでしょう。。

他者による無視や放置はトラウマ(心的外傷)を形成しない、のか?

これらのことから言えることは、「いじめ被害」という体験が看過できないほど大きな要因として存在しているということである。しかし、「いじめ被害」という体験とひきこもりを直接的に結び付け、心的外傷論(Herman,J.L.1992、van der Kork,B.A.ら 1996)の…

デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』 原因となる喜び

はやくも一九〇一年、ドイツの心理学者カール・グロースは、幼児はみずからが世界に対して予測可能な影響を与えられることにはじめて気づいたとき、並々ならぬ幸福感を表現することを発見している。その影響の具体的内容も、自分になにか得があるかも、なに…

今日の典型的な主体は、どんな公的イデオロギーに対してもシニカルな不信を露にする一方、様々な陰謀や脅威、〈他者〉の享楽の度外れた形態について際限なくパラノイア的な妄想にふけるのである。

スラヴォイ・ジジェク このように,シニカルに距離を取ることとファンタスムに全く浸りきってしまうことは厳密に相互依存的な関係にあり,今日の典型的な主体は,どんな公的イデオロギーに対してもシニカルな不信を露にする一方,様々な陰謀や脅威,〈他者〉…

トンデモ・ポパー

ポッパーも、オーストラリアの神経生理学者、ジョン・エックルスとの対談の中で、未成熟の動物には意識があるかもしれないが、成熟してくると意識を失い、だんだん自動機械になっていく、などとトンデモナイことを言っています。 山鳥重『「気づく」とはどう…

中身カラッポの方が夢詰め込める

ではどうして中味がないものに惹かれてしまうのか。それは中味がない分、そこに思いを込めることができるからです。中味は自我が想像力で補うのです。つまり見えているものに思いを込めれば、そこに自分なりの価値が生まれるわけです。日本文化の特徴はサン…