全能はずされ憤怒

 

 被害者が、いじめられるのを拒否すると、多くの場合、加害者のほうが、このような「態度をとられた」ことに、独特の被害感覚、屈辱感、そして激しい憤怒を感じる。そして、全能の自己になるはずの世界を壊された「被害」に対して、復讐をはじめる。このような憤怒を〈全能はずされ憤怒〉と呼ぼう。

 内藤朝雄『いじめの構造』より

 

日本(人)が抱く韓国(人)に対する反感には、このようなものあるのではないだろうか。