植松聖 「融和された自己を維持するために周囲の人々からの特異的な応答を必要とする」自己愛性パーソナリティー障害の人

Kohut(1971、1977、1984)は、自己愛パーソナリティ障害の人は、融和された自己 cohesive selfを維持するために、周囲の人々からの特異的な応答を必要とする段階で発達停止 している、すなわち葛藤ではなく欠損が原点にある、と考えている。彼らは、これらの応答が 手に入れられないと、自己の断片化を起こす傾向がある。これは両親の共感の失敗の結果であ り、面接において速やかに治療者に対する鏡転移、双子転移、理想化転移を形成することで診 断できるという。

 

自己愛―ナルシシズムについての一考察

https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/shinri14-03.pdf

こういう人は「意思疎通ができない(と判断した)」相手に強い敵意を持つのではないだろうか?

 
 
妄想性パーソナリティ障害の人は人との信頼関係や愛情を信じられないため、人を権力や力で支配しようとする傾向があります。権威や階級に心酔して、権力者に最大の敬意を払う一方で、感情的な暖かみには欠けていて、弱者や病人、障碍者、何らかの欠陥があるとみなす人に対しては強い軽蔑を示します。

こういう要素も感じるんだよな