「養子になった子供は、愛されるだけでは不十分なことも多く、憎まれていることを実感した後でしか愛されていると信じることができないとウィニコットはいいます」

養子になった子供は、愛されるだけでは不十分なことも多く、憎まれていることを実感した後でしか愛されていると信じることができないとウィニコットはいいます。  苦しみを深く味わった子供は、拒絶されたり無視されたり、捨てられた過去の投影があり、憎悪と憎まれる欲求を深く持つことが多いと言及しています。  両親は子供の憎悪を受け入れることが大切であり、自分の中に出てくる憎悪に対しても承認していかなくてはなりません。

ドナルド・ウィニコットと「攻撃性と発達」「憎しみへの寛容性」「母性的没頭とほどよい母親」「独りでいられる能力と移行」

 

なぜか(ということもないんだけど)elfの『鬼作』を思い浮かべた