【メモ】ジョン・シュタイナー『こころの退避』

https://blog.goo.ne.jp/yositronik/e/f1762d33b52521f18072d83a5423407eから引用

これらの状況の重要な特徴は、患者は将来について頭がいっぱいであるということである。彼の現在の苦しみはマゾキスティックに耐えられているが、彼は、将来は正義が行われ彼が復讐するであろうという希望の中に生きている。憎しみと不正の除去の希望が、現在の現実に対する防衛となり、それは特に喪失体験に対する防衛である。そしてその結果として、それは喪の過程と発達を妨害するのである。